離乳食って必要なの?

健太も5ヶ月を過ぎました。世間ではそろそろ離乳食を始める時期らしいです。でも、離乳食って本当に必要なんでしょうか?昔の人は離乳食なんかまじめに作っていたとは思えませんし。ましてや人間以外の動物が離乳食なんか作るわけもありません。(フンを食べさせたり、食べたものを戻して与えたりというのはありますが。)3ヶ月くらいから果汁やらナニやらと与えている友達もいます。かえって害にならないかちょっと心配です。

ちょっと調べてみたら、WHOやUNICEFでは生後6ヶ月までは完全母乳を勧めています。また、その後は2才まで(あるいはそれ以上の期間)母乳に加えて安全な補助的な栄養を与えるべき、としています。

(参考にした資料:http://www.who.int/child-adolescent-health/publications/NUTRITION/IYCF_GS.htm


また「離乳食」という呼び方もしていません。"complementary feeding" とか"complementary foods"という言葉を使っています。母乳が足りなくなってから上げる"補完"食という意味合いが強いのではないのでしょうか。

WHOやUNICEFだからといって無条件に信用できる訳ではありませんが、何の説明もなしに「離乳食は生後△ヶ月頃から。離乳食の準備に3〜4ヶ月頃から果汁を与えましょう。」なんていう人よりはよほど信用がおけます。

人によっては生後2年くらいまで完全母乳で、なんてことをいう人もいるようですが、これも極端な気がします。6ヶ月くらいから歯も生え出し、澱粉を消化するアミラーゼの分泌もできてくるそうです。使えるようになった器官を使わないのも不自然なように思います。ウチは6ヶ月くらいから様子をみつつ、徐々にやっていこうかなと思います。

参考:日本母乳の会
  http://www.bonyuweb.com/