アシダカグモ

 玄関先からカミさんの悲鳴が聞こえるので行ってみるとアシダカグモでした。アシダカグモはゴキブリやハエを食べてくれる益虫とされています。とはいえ、これだけおどろおどろしい姿をしていると、やはり気持ちのよいものではありません。玄関先からホウキで丁重にお帰り願いました。
 わが家の前住人はGと共存する政策をとっていたフシがあり、引渡し直後から多数のGと遭遇しました。日中、4匹のチャバネと同時に睨み合いをしたこともあります。まさに、建物全体がGのアジトと化していました。しかし、私もカミさんもGに関しては強硬派です。引越し前から、バルサンやコンバットといった対G兵器を駆使した上で、徹底して彼らの兵站線を叩く作戦をとっています。これが効を奏して、わが家のG遭遇率は劇的に低下し、月に一度遭遇するかしないか、といったところになりました。しかし、アシダカくんがいるということは、彼らの食料であるGもどこかに潜んでいるということなのでしょう。今後も対G戦線を維持せねばなりません。