テレビドアホンの取付

 実は、引っ越してきてからずっと、チャイムもドアホンも使えません。玄関には前の住人が残していった子機がついているのですが、鳴らないので不便でなりません。宅配便などの配送の人がドアホンのボタンを押しても音が鳴らず、中に居るこちらは気づかないので、留守だと思って帰ってしまいます。
 実は、テレビドアホンを付けてもらおうと、カミさんが二度ほど町の電気屋さんを読んで見積りを頼んだのですが、いずれも既存の配線について、よく分からないとか、NTTさんに聞いてみてくれ、とか言うので、嫌気のさしたカミさんが放っておいたのです。レンガやら立水栓やらをやっつけたついでに、これも見てみることにしました。

玄関子機はNTTのE-VXドアホンというタイプのものです。

とりあえず、子機を外してみました。ニ芯の線が外されて剥き出しのままボックス内に収められていました。この状態で電力線の訳はありませんが、とりあえずテスタで電圧を計って、ただの信号線であることを確認しました。

問題はこれがどこに伸びているかです。あたりを付けた電話機のモジュラージャックを外して、配線を確認します。子機側の配線を短絡してジャックに繫がっている各ラインの抵抗を測ってみると、どうやらWU-8C(下のジャック)のL5,L6に繫がっているラインがそれらしいです。

ここまで分かれば、後は買ってきて取付するだけです。早速、近所のホームセンタでチラシの品として出ていたPanasonicのVL-SW200Kを\29,800で購入してきました。電源はコンセントから取りましたので、接続はとっても簡単でした。元のドアホンの配線さえ分かっていれば、苦労することはまったくないです。映像もきれいで満足できるものです。もっと早くつけときゃよかったですね。
 それにしても「配線がよく分からない」っていってた電気屋さんは一体何だったんでしょう?「NTTに聞いてくれ」と言った方は電話工事担任の話が絡んでるのかな、という気はしますが。