システム開発

マトモなソフト技術者ならBNFくらい常識にしよう

人と具体的な設計のハナシをしていて気になるのは、データの個数をどうとらえているか。1データだけの処理なのか、複数データの処理なのかで、ハナシがまったく変わってくる。たいがい、最初の段階は、大雑把に複数データのハナシをしているんだけど、どこか…

Python3のインストール

homebrewに続いて、Python3をインストールする。 他のパッケージに関する ore-no-MacBook-Air:dev ore$ brew install python3 ==> Installing dependencies for python3: pkg-config, readline, sqlite, gd ==> Installing python3 dependency: pkg-config =…

homebrewのインストール

新年早々、テレビもつまらないのでMacをいじる。カミさんの実家なのでMBAしか手元にない。 Macでの開発にはhomebrewとかいうパッケージ管理ソフトが便利らしいので入れてみることにする。 インストールの方法は、公式サイトに書かれているとおり、次のコマン…

シーケンス図よりコミュニケーション図を使おう

最近は、業務系でも組込系でも、どの現場でもたいがいUMLが使われている。一番よく目にするのはシーケンス図だ。下手をすると、シーケンス図が仕様です、なんていうところもある。「このシステムの全体の設計はどうなっていますか?」とか「全体の設計を示す…

コード・レビュー

よくうちの会社のコに「コード見せて」と言うんだけど、これがあんまり見せたがらない。 「見ていただくほどのものではありません。」とか、「締切り間近なんで、見せる余裕がありません。」とか、なんだかんだ理由をつけて、結局見せてくれない。 そのクセ…

コードよりデータのドキュメント

「私にフローチャートだけを見せて、テーブルは見せないとしたら、私はずっと煙に巻かれたままになるだろう。逆にテーブルが見せてもらえるなら、フローチャートはたいてい必要なくなる。」 -- フレデリック.P.ブルックス.Jr 『人月の神話』より 業務系の死…

最近、とあるプロジェクトの応援で、ひさびさにUMLやらJavaやらに触れる機会を得ました。5年くらい遠ざかってたと思いますから、大分変わりましたね。 ・EJBの仕様がずい分現実的なものになった。 ほとんど、POJOと変わらなくなった。 ・Javaのアノテーショ…

私の勤めている会社では、独自の開発プロセス・アセスメントを定めており、ときどき、私もアセッサを務めることがあります。個人的にはどうにも気に食わないプロセスなのですが、親会社が決めたことなので従わざるを得ません。 気に食わないといっても、SLCP…

"「要求」と「システム」のしなやかな平衡"について

メタボリックスの山田正樹さんがお書きになった、"「要求」と「システム」のしなやかな平衡"という記事が@ITに掲載されています。なかなか興味深い記事であり、要求とシステムとの動的な関係性を説くあたりは、全面的に賛同するところです。 ただし、どうや…

味見とレビュー

今日の朝食はタラコスパゲティだったのですが、ひさしぶりにカミさんが失敗しました。タラコと和える前に、麺のゆで加減を確認していませんでした。和えてしまってからでは、もう一度ゆで直す訳にもいきません。アルデンテと呼ぶにはちょっと厳しい、芯の残…

水は腐ってないか?(プロセス改善と"garbage in, garbage out")

最近、私が勤務している部署は、一応プロセス改善を担当している。自分としてもある程度はやりたいことでもあるので、そこそこは頑張れる。けれども、この分野に対する周囲の人々(世間でプロセス改善に携わっている人々も含めて)の無理解は、しばしば私の…